私は2年間、中小企業の製品カタログを作る仕事をしていました。その後は、16年間自社の製品カタログを作っていました。色んな製品があり、売れる製品、売れない製品を見てきましたが、売れる製品には売れる理由があります。
売れる製品とは、使う人のニーズ(求めているもの)に合っているモノです。
例えば、
- 折り畳み傘は持ち運ぶ時に大きすぎると不満に思っている人には、小さくすると売れます。
- 芳香剤を部屋に置いてもニオイが取れなくて困っている人には、ニオイを分解してくれる消臭剤だと売れます。
売れない製品は、「本当に市場調査をしたのかな?」と思うぐらい、使う人の気持ちを考えていません。独りよがりな製品は確実に売れません。
大企業でも売れない製品を作っては消え、作っては消えを繰り返しています。
企業とは違い個人事業主が売れない理由は
- 需要をまったく調べていない
- すぐ(起業して3ヶ月以内)に売れると思っている
この2点です。
私はお客様からWeb集客の相談をされた場合は、ブログやSNSを読み込みます。ブログを読むとわかりますが、自分の商売についてまったく調べていない人がほとんどです。調べることなく、やみくもに集客をしています。それでは売れなくても仕方ありません。
まずは、同じ商売をしている人が他にいるのかを調べてください。
次に、資格を取ってすぐに起業するのはやめてください。必ずどこかで実績を作ってから起業するようにしてください。そうでないとお客様のニーズや悩みを掴むことはできません。
あなたもきっと需要があるのかないのか、自分ではわからないと思います。自分では売れない理由がわからない人は、いつでも相談してください。