他の人のブログで紹介されていたこの本。
「コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿」栗田 路子 (著), プラド 夏樹 (著), 田口 理穂 (著), 冨久岡 ナヲ(著), 片瀬 ケイ (著), クローディアー 真理 (著), 他1
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イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、スウェーデン、アメリカ、ニュージーランド、各国リーダーのコロナへの対応を、その国で長年住んでいる日本人の視点で書かれている。
いやー、めちゃくちゃ面白かった!下手な小説なんかよりも全然面白い!一気に読める。
特にイギリス編を書かれた冨久岡ナヲさんの文章は、とても読みやすくて面白い。ファンになりました。
すべて読んでみた思ったのは、やはり女性のほうが共感力とコミュニケーション力が高い。そしてコロナにおいては、その2つの能力(共感力とコミュニケーション力)が国をまとめるのにとても役に立っている。
国民に伝える力がハンパないなと感じた。原稿を読まずに、自分の言葉で伝えるって重要だと改めて思い知らされた。
1人の言動によってこれだけ国の対応が変わってくると、リーダーは慎重に選ばないと有事の際は大変になるってことね。
そして国が大きければ大きいほど、まとめることは容易ではないこともよくわかった。アメリカってそれだけ巨大な国なのね。でももうちょっとまとまってもいいんじゃないかしら。死者多すぎでしょ。
今回、イタリアやスペインが入っていなかったのが残念。続編が読みたくなる本でした。