「一時、訳あって無料で商品やサービスを提供していたのですが、お客様から『無料なので怪しいと思っていました』と言われていました。」と、男性のカウンセラーのお客様から相談されました。
無料が怪しいと思われるのは「なぜ無料でやっているのか」を書いていないから怪しまれるのです。無料で提供している理由を書かないとお客様から「怪しい」と思われて当然です。
そして、怪しいと思われる最大の理由は「正規料金がどこにも書かれていない」からです。
無料にするには無料にするだけの理由があります。主に以下の3つが考えられます。
- 実績や経験がないので実績やお客様の声を集めるため
- 自分の実力を認めてもらって商品やサービスを買ってもらうため
- 高額商品を買ってもらうため
実績や経験がないので実績やお客様の声を集めるため:
自分の実力を認めてもらって商品やサービスを買ってもらうため:
お客様の声を集めるため、または実力を認めてもらってから商品やサービスを買ってもらいたい場合は、安くても良いので料金を明記し、有料でのお申し込みにも対応できるようにしてください。
あなたは「お客様の声を集めるために無料でやっている」と思っていても、それをお客様は知りません。お客様からすると、「後から高額な商品を勧められるかもしれない」という恐怖心が出てきます。
無料でも一度試してみたい人にとっては、無料の理由や料金が書かれていないことが、返って心理的なハードルになる場合もあります。必ず理由や料金を書きましょう。
高額商品を買ってもらうため:
そして無料でやっている理由で最も多いのが「高額商品を買ってもらうため」です。これが一番厄介です。
無料で商品やサービスを提供するのはお試しで、高額商品に誘うために無料で提供している人がほとんどです。
例え高額商品であっても料金は明記してください。そして、無料の後に高額商品が控えていることもちゃんと書きましょう。
高額であればあるほど料金を書かないと「この人は詐欺師だ」と思われます。高額商品であっても料金を書いていると、その料金に納得した人は必ず買ってくれます。そして需要がなければ買ってくれません。
どんな商品を買う時でも最初に見るのは金額です。金額に納得できれば書いますし、納得できなければ書いません。簡単な話です。
無料で商品やサービスを提供した後に「実は〇〇万円の商品やサービスがあり、それを購入しないとあなたは成功しませんよ。」と言われるのは恐怖でしかありません。完全に詐欺師です。
そうならないように料金を必ずわかる所に書いておきましょう。それだけで無料から有料に進んでくれるお客様も出てきます。