お客様のブログ記事や文章を読んでいると「誰が」「誰に」「何を」しているのが書かれていないことが多々あります。
そのため、読んでいても「何のことを言っているのか」がまったくわからないことがあります。
文章は書く時は、【誰が】【誰に】【どんな】【何を】【どのようにするのか】を意識しながら書かないと、読み手には伝わりません。
私が文章にツッコミを入れながら足りない言葉を入れていきます。
- 渡します。 ←誰が渡すの?
- 私が渡します。 ← 何を渡すの?
- 私がこれを渡します。 ←「 これ」って何?
- 私が手紙を渡します。 ←誰に渡すの?
- 私が彼に手紙を渡します。 ←どんな手紙?
- 私が彼に自分の気持ちを書いた手紙を渡します。 ←なるほど!ラブレターね
わかりにくい文章には、【誰が】【誰に】【何を】が書かれていません。「何かをしたこと」だけが書かれています。そのため、【誰が】【誰に】【何を】したのかがわかりません。
「私が彼に自分の気持ちを書いた手紙を渡します。」まで書き切っていると、前後の文章を読んで「ラブレター」を渡したことが理解できます。
ですが、ここまで書いている人はほぼいません。よく書けている人でも「私が手紙を渡します。」ぐらいまでしか書いていません。【誰に】【どんな】が抜けています。
一番難しいのが【どんな】を文章で書くことです。【どんな】モノなのかを説明できない人が大多数です。
【どんな】の部分を書かないと、結局は、あなたの伝えたいことが伝わりません。もし、読んでくれる人がいても「何を書いているのかわからなかった」と思われて終わりです。
せっかく文章を書いたにも関わらず理解されずに終わるより、少しでも「なるほど、そうだったのか!」と思ってもらえる文章を書いた方が「書き甲斐」があります。
難しく考える必要はありません。できるだけ簡単な言葉を使って【どんな】を書いてみましょう。