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子供を自立させる前に親が自立した方がいい【エッセイ】

人からオススメされた本を読んでいる。

ほめると子どもはダメになる榎本 博明 (著)

 
子どもがいない私がなぜ読んでいるのかというと、最近の若い人ってどういう人が多いのかを知るために読んでいる。
読んでビックリしたけど、最近の若い人って本当に怒られたことがないらしい。そんなに褒められて育てられているのか?
私の年齢からすると信じられない。ほぼ否定しかされていない。母親から「お前みたいなもんが!」とどれだけ言われてきたか。「お前なんて何にもできない!」と言われて育った年代だ。親に褒められた記憶がほぼない。それでも立派に育っている。
 
そして、褒められて育った人の方が自己肯定感が低いらしい。褒められると基本的に挫折や失敗をしない。周りが失敗させないと言った方いいだろう。
今気づいたけど、男性が失敗や挫折に弱いのは母親から褒められて育てられたからじゃないのか。基本的に女性は女性に厳しい。母親は娘には結構厳しいけど、息子にはめちゃくちゃ甘い。そのため、私の年代の人でも挫折や失敗に極端に弱い男性が多い。
 
本を読んでいて思ったのは、親が自立していないんだろうなということ。私の母親も自立していない人だった。何でもかんでも私に頼りきっていて「いい加減に自立しろよ!」と何度言いたくなったかわからない。
 
子どもに自立を促す前に親が自立しないことには、子どもに自立を促すことは難しいと思う。だって、親が子どもがいないと生きていけないんだから。そんな状態でどうやって子供を自立させるのか。
 
結局は自分の孤独を自分で埋められないので、それを誰かに埋めてもらおうとしている人が多いんだろう。母親がその典型だと思う。毒親で悩んでいる女性がめちゃくちゃ多いのがその証拠だ。
でも、自分の孤独は他人に埋めてもらうもんじゃない。自分の孤独とは自分で向き合って付き合っていくしかない。
 
私なんてずっと一人でいてても全然平気。コロナ禍で友達と直接話すことがなくなったけど全然平気。一人でもやること色々とあるもんね。
自分の孤独とうまく付き合える母親が増えると、自立できる子どもも増えていくんじゃないかと思う。
 
子どもは母親の所有物ではない。そのことをまずは親が理解しないと、子どもに愛想を尽かされて親が子どもに捨てられる日が来ることもある。子どもが親を自立させるのは難しいんだよ。自分で自立してくれ。