集客ブログ記事の書き方・添削・構成・SEO対策、販促用チラシやパンフレットの作り方・デザイン方法などを教えるDTPデザイナー歴20年以上のデザインコンサルタント 秋山アキラ

長年のデザイナー経験と自身のブログ集客の経験を活かして、集客できるブログ記事の書き方・構成・SEO対策、チラシやパンフレットのデザイン相談など、文章の書き方とデザイン方法をメインに教えています。

集客作業でのブログ記事の書き方・構成・デザインをサポートします@デザインコンサルタント秋山アキラ

語尾を濁した文章では読み手に内容が伝わっていない

語尾を濁してブログ記事を書いているお客様はかなりいますが、読んでいても何が言いたいのかがわかりません。仕方がないので、濁して書いている語尾の部分を私が勝手に想像して読むのですが、合っているのか合っていないのかが本人に聞くまでわかりません。

 

お客様と個別相談で会った時に「この文章は何が言いたいんですか?」と、直接話を聞いて初めて「そういうことだったんですね!」と驚くことも多々あります。

 

例えば、

  • リンゴだと言われればそうだけど...
  • 彼は優しい人だと思っていたのに...
  • 笑っていると思ったら違う反応で...

という感じで、語尾を「...」や「。。。」を使って濁しています。ただし、書いた本人には語尾を濁している意識がありません。

 

日本人は日常的にニュアンスで伝えることが多いため、語尾を濁していることに気付いていません。日頃はLINEやDMなどで短文や省略した文章を書くため、最後まで文章を書き切ることに慣れていません。

 

読み手にニュアンスで伝えようとするのは、明らかに書き手の「手抜き」です。あなたの想像力のなさや語彙力のなさを読み手にカバーさせようとしています。

 

ですが、読み手には「...」に続く正確な言葉が想像できません。そのため、書き手の意図しない意味に取られてしまいます。

 

先ほどの文章の語尾を最後まで書き切ると、

  • リンゴだと言われればそうだけど、私にはモモに見える。
  • 彼は優しい人だと思っていたのに、ただの優柔不断な人だった。
  • 笑っていると思ったら泣いていたので、正直驚いた。

となります。語尾はあなたの想像通りだったでしょうか?

 

「...」や「。。。」に続く言葉が何なのかは、書き手以外にはわかりません。読み手が想像するには難しすぎます。そのため、読んでいる途中で疲れてしまい、ブログからすぐに離脱されます。

 

語尾を濁さずに書き切ると、書き手が何を伝えたいのかが、読み手にわかりやすくなります。

 

という感じで、語尾を書き切らないと、せっかく時間をかけて書いた記事でも、あなたの意図した通りには伝わらない上に、すぐにブログから離脱されます。

 

ブログやSNS、ホームページ、メール、作った資料が誰にも読まれず悩んでいるなら、あなたが語尾を濁して書いている場合があります。人に読んで欲しい文章や人に伝えたい文章の場合は、必ず語尾を書き切りましょう。

 

語尾を濁さす、文章を最後まで書き切るだけで、劇的に読まれる文章に変わります。ブログ記事が読まれない人は、ぜひ最後まで文章を書き切ってください。

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