集客ブログ記事の書き方・構成・SEO対策、販促用チラシやパンフレットの作り方・デザイン方法などを教えるDTPデザイナー歴20年以上のデザインコンサルタント 秋山アキラ

長年のデザイナー経験と自身のブログ集客の経験を活かして、集客できるブログ記事の書き方・構成・SEO対策、チラシやパンフレットのデザイン相談など、文章の書き方とデザイン方法をメインに教えています。外資系企業に16年勤務した経験から外資系企業にお勤めの人のお悩み相談にも乗っています。

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あなたの書いた文章が人の生死に関わると思えばわかりやすい文章が書けるようになる

私のお客様の文章を読んでいると、ほとんどがわかりにくい文章を書いています。なぜわかりにくいのかというと、適当に書いても誰も困らないからです。

 

適当に書いても許される文章しか書いてこなかった人は、適当にしか書きません。

 

ですが、もし、あなたが書いた文章によって人が死ぬかもしれないなら、もっとわかりやすく伝わるように書くはずです。

 

私は16年間、外資系医療機器メーカーで手術手技書を作っていました。手技書とは、ドクターが患者の手術の際に読む、手術のための手順書です。

 

私が文章の書き方を一つ間違うと、患者さんの生死に関係してきます。実際に、手術中に亡くなる患者さんも年に数人います。

 

私のミスで患者さんが亡くならないためには、誰が読んでもわかりやすい文章を書く必要がありました。

 

そのため、私が書く文章はかなり説明が細かく、誰が読んでもわかるようになりました。そして、その分野では世界一になったのです。

 

ドクター向けに書いてはいますが、できる限り専門用語は使いません。なぜなら、ドクターだけでなく看護師さんやセールスも読むからです。

 

もし看護師さんにわからない専門用語を使っている場合、看護師さんのミスにも繋がります。

 

セールスが読んでもわからない場合は、ドクターに嘘を教えることにもなりかねません。誰が読んでもわかるようにしないと、誰にも伝わらないのです。

 

私のお客様でも専門用語を使ってブログを書く人が多いですが、完全に自分がラクをしたいから専門用語でブログを書いています。

 

専門用語を使うと自分の頭を使わずに文章が書けます。そのため、専門用語を使わずに文章を書くことのほうが断然難しいのです。

 

自分の頭を使って「この専門用語を使わずにどう表現するか」を考えないと文章は書けません。それをすることを面倒だと感じている時点で、あなたの文章は誰にも伝わることはありません。こちらの記事も参考にしてください。

関連記事→ ブログの文章が下手よりも悪いのは説明不足と専門用語の多用

 

専門用語を使わなくするためには、語彙力のないほうが返ってわかりやすい文章が書けます。語彙力がないと、知っている言葉が少なくなるので、その中でまかなうしかなくなります。

 

「小学生が使う言葉でしか文章を書かない」と決めて文章を書くと、返ってわかりやすい文章が書けるようになります。

 

そして、「説明文を一つでも飛ばすと人が死ぬかも」と思って一度文章を書いてみてください。細心の注意を払って文章を書くようになります。今までにないほど、どんどん細かい説明文が浮かんできます。これマジです。お試しあれ。