ブログ記事やホームページ、文章の添削や書き方、チラシやカタログのデザイン、資料の作り方を男性に教えるDTPデザイナー歴19年のデザインコンサルタント 秋山アキラ

DTPデザイナー歴19年です。医療機器メーカー世界第2位の外資系企業の内勤デザイナーとして16年間、業界一位の製品カタログを作ってきました。社内ではデジタルマーケティング担当者でもありました。その経験を活かして、集客できるブログ記事の書き方、SEO対策、チラシやカタログのデザイン、資料の作り方を教えています。主に男性の個人事業主やフリーランスからの相談に乗っています。企業からの依頼も引き受けています。外資系企業での人間関係のお悩みにも乗っています。

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属人化か標準化か企業はどちらを選択すべきなのか

この記事、かなり検索され読まれている。

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企業の属人化に興味ある人が多いので続編を記事にしてみた。


「属人化か標準化か」企業としては悩むところだけど私の答えはすでに出ている。
仕事はできるだけ標準化すべきだろう。

 

なぜかというと一人に負担がかかりすぎるからだ。

 

属人化された仕事は質が高い。そのため、顧客満足度も高く、会社の信用も上がる。けど、人間は歳を取っていく生き物だし、何かの理由で仕事ができなくなる時もある。そう考えると、いつまでも一人の人間に全部を任せてはいられない。

 

私が前の会社で担当していた業務も、他の人にはできない上に、業者もできるところがなかった。私にしかできない仕事なのでやり甲斐はあるけど、私の気持ちの負担にもなっていた。
母の介護で2ヶ月会社を休職したけど、その間誰も私の仕事をやってくれる人がいない。誰か代わりにやってくれればいいけど、誰にもできない。仕事はしたいけど、母親が死なないと仕事には戻れない。業者にも任せられない。生地獄だなと思った。私みたいな人は結構いると思う。

 

私が病気になった時も「1週間休まずに、二日か三日に一回は必ず出社してください。秋山さん以外、この仕事できないから。」と言われた。病気でもなかなか休めない。後輩が入ってこないため、誰かに引き継ぐこともできない。私って仕事辞められないのかな?と真剣に悩んだ時もあった。

 

伝統工芸の職人さんの気持ちがちょっとわかる。もうそろそろ引退したい。けど、後継ぎがいないから辞めるわけにもいかない。自分が辞めると伝統が途切れるし、お客様にも迷惑がかかる。これって気持ちの上で負担にもなるのだ。辞めるにやめられないって結構ツライ。

 

私が会社を辞めてからも、属人化的な仕事をしていた人が会社をどんどん退職している。会社は完全に標準化に舵を切ったのだろう。標準化すると質は確実に下がる。質が下がっても他でカバーできることもある。全体で考えて質を保てばいいのだ。そのほうが、会社を継続していくには重要だ。

人はいつか死ぬし、人はいつか会社を辞める。けど、会社はこの先もずっと残る。そう考えると、「できるだけ標準化する」「外部業者に任せる」ことができれば、誰が仕事を担当してもある程度の質は保てる。それが会社を維持するには必要なことだ。

 

まあでも。私は技術を身に付けられてラッキーだったと思う。属人化した仕事をしていたお陰で、フリーランスになってからも他の会社から外注の依頼がくる。会社を辞めた人たちも、みんな同じ仕事内容で転職先が見つかっている。属人化された仕事をしていた人は手に職がつくので、次の仕事が見つかりやすい。標準化した仕事しかしていない人は、転職しづらいんだよね。潰しが効かないから。

 

ひとりの人間としては属人化した仕事を担当するほうがいいけど、会社としては標準化した仕事をさせたほうがいい。それぞれの意見があると思うけど、あなたは属人化か標準化かどちらがいいだろうか。

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