集客ブログ記事の書き方・添削・構成・SEO対策、販促用チラシやパンフレットの作り方・デザイン方法などを教えるDTPデザイナー歴20年以上のデザインコンサルタント 秋山アキラ

長年のデザイナー経験と自身のブログ集客の経験を活かして、集客できるブログ記事の書き方・構成・SEO対策、チラシやパンフレットのデザイン相談など、文章の書き方とデザイン方法をメインに教えています。

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社内プレゼンが上手くいくコツは知識がない人に合わせて資料を作ること

前の会社の元同僚から「社内プレゼンがあまり上手くいかない」と、今でも相談されることがあります。

 

プレゼンを見せてもらうと、そもそも全員が一定以上の知識があることを前提として資料が作られています。これが間違いです。

 

自社製品や自社サービス、自社内容のプレゼンを社内ですると、自社のことなので全員に知識があるだろうと考えがちです。ですが、驚くことに自社の知識がある人は少ないのです。

 

私は以前の会社でデジタルマーケティングを担当していました。デジタルマーケティングのチーム全体にデジタルマーケティングのプレゼンをしても、そもそも誰もデジタルマーケティングのことをわかっていませんでした。

 

人は「知らない」と素直に言えない生き物です。知らないと言えないから、知ったかぶりをします。知識があると思わせていますが、実は全然ありません。

 

まずは、プレゼンの聞き手全員に「知識がない」と考えましょう。その上で、知識がない人に理解してもらうには、どうすれば良いのかを考えます。

 

私が社内プレゼンをする場合、最初に大まかな流れを説明します。次に専門的な説明に入ります。

 

専門的な話の前に全員の知識レベルを合わせるため、専門用語やわかりにくい内容を「Break」というページを作り、そこでわかりやすく解説していました。その後、専門的な話をします。

 

そうすると、プレゼンが終わった後に「すべて理解できた!」「とってもわかりやすくて、今後チームが何をすべきかがわかった!」と絶賛されました。

 

実は専門用語を知らない人が多いのです。内容が少しでもわかりにくい箇所があれば、人は理解しようとせず、わからないままにしがちです。

 

それをそのままにしておくと、いつまで経っても社内の誰からも理解されません。「この部分はきっとわかってないだろうな」とあなたが思うところは、徹底的にわかりやすく説明してあげます。

 

誰にでも理解できるように説明してから、専門的な話をすると相手の知識が一気に広がります。その状態でプレゼンを進めると上手くいき大絶賛され「あの人はプレゼンが上手くて仕事ができる!」と言われます。

 

社内のプレゼンばかりしている人は「社内の人だからわかるだろう」という甘えた理由で、わかりやすい説明をしません。それが原因で失敗しています。「何も知らない人」にプレゼンすると思って、資料を作り、プレゼンしてください。きっと上手くいきますよ。

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