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ヒット作を生み出す監督でも駄作はできてしまう話【エッセイ】

映画「大怪獣のあとしまつ」が大爆死しているらしい。私は観ていないので、正確には知らないけど。

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「誰が監督なんだ?」と思っていたら、なんと三木聡監督だった。

 

私には好きな監督が2人いる。一人は堤幸彦監督、もう一人が三木聡監督だ。このお二人の監督はかなり独特の世界観があり、私は大好き。

 

堤監督で有名なのは「SPEC」。三木監督で有名なのは「時効警察」。

 

でも私は、堤監督の「TRICK」三木監督の「熱海の捜査官」が異常に好きだ。そう、この二つのドラマのマニアなのだ。

 

 

TRICKに関してはDVDも関連書籍もすべて持っている。TRICKのミステリーツアーにも参加し、全問正解したもんだから、DVDと書籍を持っているにも関わらずトリックグッズを全部もらった。なので、家に二つずつある。

 

熱海の捜査官ももちろんDVDと関連書籍は持っているし、つい最近、熱海の捜査官ロケ地巡りにまで行ったぐらいだ。

 

どちらの監督も天才だと思う。そんな天才でも、時には大爆死するほどの駄作を作っている。

 

二人の監督のファンである私からすると「監督の使いどころを間違えた」ため、結果的に駄作になってしまった感じがする。

 

二人の監督の共通点は「不条理なギャグ」である。シュールな演出があり、その中に「不条理なギャグ」が存在している。それがバチッとハマる映画やドラマは大ヒットするが、ハマらなかった時は「直視できないほどの内容」となり、それが大爆死を引き起こしてしまうのだ。

 

三木聡監督は映画より連続ドラマのほうが向いていると思う。「時効警察」も「熱海の捜査官」も熱狂的なファンが多い。どちらのドラマもシュールな演出と不条理なギャグばかりだけど、それがとっても面白い。

 

映画でも「図鑑に載ってない虫」は傑作だと私は思っている。「熱海の捜査官」にも繋がる内容だし。

 

最近、三木聡監督は「時効警察」以外のヒット作がないのが気になる。本当に面白い作品を作る監督だが、予算があまりない作品のほうが、力量が出せる監督なのではないかしら。堤監督も同じ部類だと思っている。

 

「大怪獣のあとしまつ」には三木組の役者さんが多く出演しているので、観に行きたい。けど、直視できない内容なら観たくないので、このままそっとしておこうかな。

 

ヒット作を多く作っている監督でも、駄作が1本でもあると何も知らない人たちに他の作品までバカにされるのが悔しい。どれだけ作っても1本もヒットしない監督もいるんだよ。

 

そう考えると、1本でもヒット作があるのは素晴らしい。という気持ちで「大怪獣のあとしまつ」を観てほしい。

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