先日、大幅に体調を崩した。
夜に激しい頭痛に襲われ、夜中に嘔吐を繰り返し、悪寒が朝まで止まらなかった。「もしかするとコロナに感染したかも?」と思ったけど、熱もなく喉も痛くない。悪寒はするけど。
体調を崩した日の昼に姉に会っていたため、姉に連絡すると「私がコロナに感染してたらどうしてくれるのよ!」とお怒りだったため、仕方なく無料のPCR検査場で検査することにした。
「きっと陰性だろうけど、念の為」と思っていたら陽性だった。
保健所に連絡したら「保健所と繋がっていない無料のPCR検査場が乱立しているため、そこで陽性になっても陽性とは見なされません。再度、病院で検査してください。」とのこと。
PCR検査場で検査して「陽性」なのに、それが適用されないなら、何のための検査場なのかがわからない。
近所でコロナ疑いの患者を診察してくれる病院を探してみると、かなり少ない。かかりつけ医でないと診てくれないところも多々ある。病院に直接行ってはいけないところも多く、事前に電話予約が必要となる。予約するだけでも大変だ。
運良くすぐに診察してくれるところが見つかったため、朝から予約を入れて病院へ向かった。病院へ着いても中に入ってはいけない。
入り口前で病院へ電話をし、看護師さんが迎えに来てくれるのを待つ。5分ほど待ってから看護師さんと共に、裏口から入り、検査室で隔離される。
私の症状を看護師さんが聞き取った後に、先生が入ってきた。
まずは、抗原検査。PCR検査に比べ精度は劣るみたい。でも、少ない時間で結果が出るので、病院では抗原検査しかやっていないところもある。
結果は5〜10分ぐらいで出た。「陰性」だった。
先生の判断でPCR検査もすることになり、唾液を採取する。これは結果がすぐに出ない。次の日の午前中に結果が出て、電話で連絡してくれるそうなので、そのまま帰宅した。
そして、先ほど病院から連絡があり、PCR検査の結果「陰性」だったと告げられた。
私が今回色々と経験してわかったことは、
- コロナに感染している人は想像以上に多い
- コロナに感染してもすぐに「陽性」だとは判断されない
- PCR検査場も保健所と繋がっているところで検査しないといけない
- コロナを診察してくれる医療機関が少ない
ということだ。
私が体調を崩した際も、PCR検査までする予定は実はなかった。姉がうるさいので検査をしただけだ。微熱程度でそこまで体調が悪くないなら、PCR検査をしない人は多いだろうし、医療機関に行かない人も多い。
でも実際はコロナに感染している人は、私たちの想像以上に多いだろうと思う。
そして、コロナに感染していると判断されるのは結構難しいということもわかった。
私の今の症状としては、コロナのワクチンを接種した直後の症状に似ている。体が熱っぽく、フワフワしていて、だるい、吐き気もある。
でも、二度のPCR検査で出たのは「陽性」と「陰性」だ。そのため、医療機関の検査で出た「陰性」が適用される。
芸能人でも何度も「陰性」と出た後に、「陽性」と判断されてコロナだとわかった人も多かった。そのため、「陰性」だと出ても、実は「陽性」の人も多いのだろう。
軽症のコロナ患者を診察してくれる病院も非常に少ない。病院があっても予約しないと診察してくれないので、私の知り合いで予約待ちしている間に症状が回復した人もいた。
結局、コロナ患者が増えていくのは、「陽性」であっても「陰性」と判断される人が多かったり、「陽性」であっても病院に行かなかったりPCR検査を受けない人が多いのも原因としてあるだろう。
そういう人たちが、人に感染させ続けているためコロナ感染者が減らない。
「コロナに感染したかも?」と思った後に取るべき行動が明確化されていないなと感じた。PCR検査だって、本当に合っているのかもわからないから信用もできない。これでは感染が広がってもおかしくはない。
とにかく。もしあなたが少しでも「コロナかも?」と思ったら、
- 検査してくれる医療機関を探す
- 保健所と確実に繋がっているPCR検査場を探す
どちらかで検査したほうがいい。もし「陽性」なら保健所から連絡が来るので、指示に従うだけになる。
大阪府での医療機関のリンクと大阪府で保健所と繋がっているPCR検査場のリンクを貼っておく。
体調が悪いのに、PCR検査場に行ったり、保健所に連絡したり、病院に行ったりで非常に疲れた。これでさらに体調が悪化する人もいると思う。早くコロナが終息することを願う。