以前、NHKでやっていた阿佐ヶ谷姉妹のドラマを何となく観ていた。
これが結構面白いし、泣ける。そして、女優のお二人が阿佐ヶ谷姉妹の特徴を捉えていて、とっても似ている。
そこから原作本が気になり出して、先日読んでみた。
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」阿佐ヶ谷姉妹 (著)
阿佐ヶ谷姉妹って実は女性にとって理想の暮らし方なんじゃないかと思う。
二人とも旦那も彼氏もいない。男性に頼ることなく、女性二人で自立して、楽しそうに暮らしているのが良い。
お金はそんなになさそうだけど、それでも不自由なく過ごしている。仕事はがない時は短期バイトとかしながら稼いだりしている。
好きな仕事を続けながら、仕事がない時はバイトできる人って、いそうで実はそんなにいない。
私のところには起業している女性が相談に来てくれるけど、お客様が入っていないという割にバイトとかパートとかはしてない人が多い。起業している女性の多くは、大概が結婚していて旦那の稼ぎに頼って生きている。
自立したいと言いながら、男性に頼って生きている人が多い中、阿佐ヶ谷姉妹はかなり自立している。
実際は他人同士なのに、ここまで本当の姉妹以上に本音で付き合える人がそばにいることが羨ましい。
でも、これが二人だからできるのであって、コンビを解散して一人になると状況は変わってきそうだけど。
阿佐ヶ谷には、何度か行ったことがあるけど、エッセイの中で阿佐ヶ谷姉妹が紹介しているお店とかにも行ってみたい。
それにしても江里子さん(姉)は、多才だなーと思った。エッセイも上手いし、エッセイの中で書かれている小説も面白い。
エッセイって意外に書くの大変なんですよ。普通の人が日常の出来事を面白く書くのって難しいから。ネタを見つけるだけでも一苦労。阿佐ヶ谷姉妹もエッセイを書けないことがあったらしく、読んでいると苦労が伺える。
ということで、私も最近エッセイ書いていなかったのは、ネタがないというのが一番の理由です。