集客ブログ記事の書き方・添削・構成・SEO対策、販促用チラシやパンフレットの作り方・デザイン方法などを教えるDTPデザイナー歴20年以上のデザインコンサルタント 秋山アキラ

長年のデザイナー経験と自身のブログ集客の経験を活かして、集客できるブログ記事の書き方・構成・SEO対策、チラシやパンフレットのデザイン相談など、文章の書き方とデザイン方法をメインに教えています。

集客作業でのブログ記事の書き方・構成・デザインをサポートします@デザインコンサルタント秋山アキラ

ブログ記事を専門用語で書けば書くほどお客様になって欲しい人には読まれない

お客様のブログ記事を読んでいると専門用語を多用して記事を書いている人がいます。「なぜ専門用語を使うんですか?」と質問すると「私は同業の人をお客様にしたいので、専門用語で書いたほうがいいんです。」と答えます。

 

同業をお客様にしたいと言う割に、お客様が入っていません。同業の人がたまに申し込んでくるようですが、それは「お試し」というか腕試しで申し込んでいるだけです。

 

専門用語を使えば使うほど、実際にお客様になって欲しい人には読まれません。難しすぎて理解できないからです。

 

専門用語を使って記事を書く人は、結局は何もわかっていない人です。本物のプロは、専門用語を使わずに、どれだけ相手に理解してもらえるかを重視します。

関連記事→ ブログの文章が下手よりも悪いのは説明不足と専門用語の多用

 

私は医師が手術の際に読む「手術手技書」を16年間作っていましたが、専門用語はほぼ使っていませんでした。なぜなら医師でさえ、専門用語ではなく、わかりやすい言葉のほうが理解できるからです。

 

上司には「医師も素人だと思って手技書を作れ」と何度も言われていました。その助言のおかげで、私が作った手術手技書は、今でも多くの医師や競合から「バイブル」として扱われ、重宝されています。

 

専門用語を使って記事を書くのは簡単ですが、それではごく一部の人にしか内容を理解してもらえません。そのごく一部の人でさえ、理解していない可能性があります。なぜなら同業でも、実際に専門用語を理解している人は少ないからです。人によって専門用語の理解度も違います。

 

それよりも、専門用語を使わずに「どうやってわかりやすく説明するか」を考えながら記事を書けば、より多くの人に記事が読まれるようになります。

 

専門用語を使わずに記事を書くだけで読む人も増えます。そして、専門用語をわかりやすく解説するだけで「この人の説明わかりやすい!」と思ってくれる人が現れます。そこからあなたへの信用が生まれ、お客様になってくれる人が出てくるのです。

 

専門用語を知っているだけで「私ってすごい!」と勘違いしている人もいますが、専門用語を知っているのがすごいのではなく、専門用語を使わずに相手に理解してもらえる言葉で説明できる人のほうが断然すごいです。

 

ということで、専門用語はできるだけ使わずにブログ記事を書いてください。それだけで頭の体操にもなりますし、読んでくれる人も増えます。お試しあれ。

© AkiRa Workshop 当サイトの情報を転載、複製、改変等は禁止いたします