仕事を依頼されている会社の社長から「人手不足が深刻です。来年にはもっとエラいことになりますよ。」という話を聞いた。
実際、人手不足が本当に深刻なところもある。特にサービス業では、マジで人手不足が深刻。百貨店や商業施設では、販売員の人手が足りずにお店を閉めているところもあるらしい。
その割に、40歳以上の人から「探しても仕事が見つからない」という話をよく聞く。
上記の記事を読んでみると
非正規社員の充足度合いを聞いた。全企業では「充足している」が約6割(57.5%)で、正社員と比べて不足感は薄い。
(中略)
「正社員が不足」と回答した企業は、大企業で7割を超えた(構成比73.2%)。全体でも66.5%と6割を超え、アフターコロナの動きと同時に、人手の不足感は企業規模に関係なく広がっている。
正社員は不足しているけど、非正規社員は足りているらしい。
ということは、40歳以上のほとんどが非正規社員として働いていて、企業が正社員として雇いたい年齢は、40歳以下の若い人材ということになる。
需要と供給のミスマッチが起きているため、結局はこの人手不足の解消は無理そう。
私としては、40歳以上の人を積極的に雇う企業が増えても、良いんじゃないかと考えている。そもそも、若い人口は減りに減っていて、どんなに頑張っても増えることがない。
それなのに、若い人を雇いたがる会社が特に大企業に多い。そりゃ、企業としては若いほうが育てがいがあっていいんだろうけど、年寄りでもかなり使える人がいるよ。
外資系企業を中途採用された時に思ったのは、「年取ってても雇ってくれるんだな」ということ。外資系企業は人材を育てることがほぼない。そのため、使える中年を雇ってくれる率が高かった。
50歳目前にした私でも、頑張れば競合の外資系企業なら雇ってくれる可能性だってある。あくまでも可能性だけど。
日本の会社って、人手不足な割に「若い人限定」で採用している節がある。indeedの求人見てても「20代と30代が活躍中!」とわざと書いて、40歳以上に応募させないように仕向けている。自分で自分の首を絞めてないかしら。
今後は50歳以上の人口がバカほど増えてくるので、その人たちを有効活用する風潮が強まればいいなと思う。
日本の高齢者は昔より若くなっているみたいだし、死ぬ寸前まで働けますから。
ということで、人手不足の会社からのお仕事依頼お待ちしています。