「カウンセラーと占い師のどちらが需要がありますか?」と、カウンセラーの資格を持ち、占いもできるお客様から度々この質問をされます。
需要があるのは占い師です。
女性で一度も占いをしたことがない人は稀ですが、カウンセリングを受けたことがある人は少数です。私の周りでも、カウンセリングを受けたことがある知り合いは、1人か2人ぐらいです。
心療内科の医師に私が直接質問して聞きましたが、心理カウンセラーになるためには大学で心理学を学び、大学院に通い、その後病院でカウンセラーとして何人もの患者さんをカウンセリングし、実績と経験を積んでから独立するそうです。
その上、公認心理師は2018年から国家資格になりました。臨床心理士も内閣府が認可する資格です。
「心理カウンセラーで起業したいです」と相談に来る人は、よくわからない協会が発行した心理カウンセラーの資格を持ち、ほとんど誰にもカウンセリングをした経験のない人ばかりです。
その時点で明白です。カウンセラーに需要はあっても、カウンセリングの勉強を3ヶ月しただけで、カウンセリング経験も実績もないカウンセラーに需要はありません。
その点、占い師に資格は必要ありません。独学で占いの勉強をすることもできます。「無料で占うよ」と言えば、占い好きな女子が喜んで占わせてくれるため、どんどん実績と経験が積めます。
ただ、占い師になっても扱うのは「人の心」です。そのため、学んだカウンセリング技術は、占い師として活かすことができます。
私もいまだにタロット占いのブログから、鑑定依頼が入ってくるので「占いって需要あるな」と実感します。
あなたがカウンセラーか占い師かで迷っているなら、とりあえず占い師をやってみてください。占い師をやってみるとわかりますが、そんなに簡単な仕事でもありません。人の心を扱うのは、カウンセラーでも占い師でも大変なのです。何でも簡単ではありません。
ということで、占い師をやりながらカウンセリングの技術も活かしたいなら、いつでも相談してください。占い師としてのリピート率も高い私が、あなたの相談に乗りますよ。