集客ブログ記事の書き方・添削・構成・SEO対策、販促用チラシやパンフレットの作り方・デザイン方法などを教えるDTPデザイナー歴20年以上のデザインコンサルタント 秋山アキラ

長年のデザイナー経験と自身のブログ集客の経験を活かして、集客できるブログ記事の書き方・構成・SEO対策、チラシやパンフレットのデザイン相談など、文章の書き方とデザイン方法をメインに教えています。

集客作業でのブログ記事の書き方・構成・デザインをサポートします@デザインコンサルタント秋山アキラ

人の気持ちに共感はできても実際に相手の気持ちがわかることはない

占い師さんやカウンセラーさんから「相談してくれた人の気持ちに共感はできても、実際に自分が体験した訳ではないため、本当の意味でお客様の気持ちに寄り添えないことが辛いです。」と相談されることがあります。

 

友達と話していると、ちょっとした話題で「それ、わかる〜。」と共感することが多々あります。ですが、実際に本当の意味でわかっているのかと言えば、誰にもわかりません。その人自身にはなれないからです。

 

私もタロット占い師として、お客様の色んな悩みを相談されますが、私が体験したことがある悩みはそこまで多くないため、すべてのお客様の悩みに寄り添えてはいません。

 

私も私が体験したことがない相談ほど、相談者の悩みを理解はできません。理解はできませんが、私的には、逆に客観的になれて良いと考えています。

 

どの商売でも同じで、お客様の気持ちに共感し、寄り添うことも大事ですが、共感よりも、客観的視点を持ち、解決に導いてくれる人のほうが、お客様から喜ばれます。

 

相談者は共感を求めている訳ではなく「どうすれば今の状況を脱することができるのか」を知りたくて相談しています。共感してもらえると嬉しいですが、共感だけではどうにもならないため、お金を払って相談しているのです。

 

人の悩みに同調し過ぎると客観性が失われ、自分の気持ちや思い入れが入りすぎてしまい、悩みを解決するどころではなくなります。

 

全員の悩みを経験することは無理ですし、すべての人に共感することもできません。

 

そして、お客様の気持ちとあなたの気持ちとは切り離して考えないと、どの商売でも途中から続けることが辛くなります。

 

応援や共感だけでお金がもらえるといいですが、実際に応援や共感だけでお客様はお金を払ってくれません。

関連記事→ 人を応援することを商売にしたいです!に対する私の考え

 

親身になって相談に乗るのは良いことですが、相談者の悩みはあなたの悩みではありません。共感ばかりして「わかる〜」を誰にでも言っていると、逆に信用されなくなります。

 

自分以外の人の気持ちがわからないのは当たり前なので、お客様の気持ちに寄り添いながら、客観的視点を保つようにしてください。それだけで辛くならなくなりますよ。お試しあれ。

© AkiRa Workshop 当サイトの情報を転載、複製、改変等は禁止いたします