集客ブログ記事の書き方・添削・構成・SEO対策、販促用チラシやパンフレットの作り方・デザイン方法などを教えるDTPデザイナー歴20年以上のデザインコンサルタント 秋山アキラ

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私が考える会社員とフリーランス(個人事業主)との違い

私は会社員として23年間働きました。そして会社員を辞め、フリーランス(個人事業主)となって、もうすぐ丸4年になります。

 

「会社員として私がやるべきことはやり切った」と考え、フリーランスになる道を選びましたが、今思えば「フリーランスになるのは無謀すぎた」とつくづく思います。

 

会社員とフリーランスとの違いは、色々とありますが、最大の違いは「すべて自分の責任になること」と「人との繋がりの重要度合い」です。

 

会社員を羨ましいと思うのは、最終的には会社が責任を取ってくれることです。取引先と何か揉めても、最終的には上司やもっと上の上司が出てきて、話をまとめてくれます。

 

それが完全なるフリーランスになると、取引先と揉めた場合、自分で話をまとめるしかありません。

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その上、会社員だと決められた仕事をやればいいだけで、業務以外の仕事はやる必要がありません。

 

営業は仕事を取ってくる必要はありますが、だからと言って、自分の商品を自分で売り込む仕事ではありません。会社の製品を売り込むことが仕事です。すでに価格は決まっていて、販売先も決まっています。新規開拓の必要がありますが、全部を一人で背負い込むことはありません。

 

フリーランスや個人事業主になると、売る商品は自分自身の技術になります。価格も自分で決めないと誰も決めてくれません。その上、営業も自分でしないとダメな上に、売り込みも自分でやらないと誰もやってくれません。そして常に新規開拓をし続ける必要があります。業務以外の仕事も全部自分でやるしかないのです。

 

会社員時代も、仕事上での人とのコミュニケーションや繋がりは重視していたつもりですが、フリーランスになると会社員時代の比ではないぐらい、人との繋がりが重要になります。

 

私に仕事を依頼してくれる人も、いろんな人がいます。人間は色んな人がいるため、ルーズや人や適当な人はたくさんいます。私がどれだけキッチリしていても、それを相手にまで求めると、途端に仕事がなくなります。そのため、人の許容範囲が会社員時代よりも広くなりました。広くなければフリーランスとしてやっていけません。

 

お金のルーズさは許容できませんが、それ以外の多少のルーズさや多少のワガママは受け入れるようにしています。

 

フリーランスになると、どこから仕事が入ってくるのかは本当にわかりません。自分の意見ばかりを通す人や人とのコミュニケーションを極端に嫌がる人、相手にマウントを取る人は、そもそも仕事の依頼が入ってきません。

 

今さらながら思いますが、私が4年間もフリーランスとして活動できているのが私自身不思議でなりません。そのため、私に仕事を依頼してくれる、すべての人に感謝しかありません。

 

何の準備もせずにフリーランスになり、行き当たりばったりでも仕事が入ってくるのはラッキー以外の言葉が見つかりません。フリーランス(個人事業主)になってから、私に仕事を依頼してくれる人のありがたみを日々感じています。

 

4月から新年度に入った会社も多く、最近また前の会社の同僚たちから「会社を辞めたい」と相談されることが増えましたが「会社員の比ではないぐらい、個人事業主は大変だから、今の会社で精一杯頑張ったほうがいいよ。」と、みんなに言ってます。

 

ということで、私のように安易な気持ちでフリーランスや個人事業主にはならないことをお勧めします。私のようにラッキーが続けばいいですが、ラッキーもいつまで続くかはわかりません。それでもフリーランスや個人事業主になりたい会社員の人がいれば、いつでも相談してください。会社員歴23年でフリーランスになった私が相談に乗りますよ。

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