「文章が下手なのでブログが上手く書けません」とお客様からよく相談されます。そこでブログを読んでみると文章が下手な訳ではありません。
ほとんどの人が、
- 説明不足
- 専門用語の多用
により、文章を読んでも何が言いたいのかがわからないことが多いのです。
説明不足
説明不足は特に多いです。私はお客様に「文章を端折っている」とよく言います。文を最後まで書き切らずに「省略」して書いている人が多いです。
例えば、
これを買えばいいと思ったのに...
「思ったのに...」の後に続く文章が省略されています。コレ、結構やっている人が多いんです。
語尾を省略して、「...」や「。。。」で語尾を濁しています。その時の自分の感情を伝えようとしているのですが、読んでいてもまったく意味がわかりません。
「どう思ったのか」「どうなったのか」を最後まで書き切らないと、読み手からすると「だからどうなんだよ!」とツッコミどころ満載の文章になります。
これをブログ記事の中で多用すると、結局あなたの言いたいことは伝わりません。正しく伝えることもできません。文は必ず最後まで書き切りましょう。
専門用語の多用
長く同じ業界でいる人や資格を取得している人に多いですが、とにかく専門用語を使いたがります。専門用語を使って説明したがる人は「結局何もわかっていない人」だと私は思っています。
ジャーナリストの池上彰さんがあれだけテレビに出ているのは、ジャーナリストとしての専門性の高さと「誰にでもわかるぐらいわかりやすく説明する力」があるからです。
専門用語を使う人は「専門用語を使えば専門性が高いと思われる」と勘違いしています。専門用語を多用する人は、専門用語を使ってしか説明できないほど、何もわかっていない人なのです。
「専門用語を使わずに説明してください」と言っても説明できません。 「例え話で説明してください」と言っても説明できません。それぐらい何もわかっていないのです。専門用語に頼り切っているだけです。
できるだけ専門用語は使わずにわかりやすく例え話等で伝えるクセをつけましょう。そうすると「この人はプロだ!」と相手に思われます。
ブログの文章の上手い下手よりも「文を最後まで書き切り、専門用語を使わずに書く」ことを意識するだけで、読まれるブログになります。そこまで文章が下手な方は滅多にいません。あなたの文章に自信を持ってください。
それでも自信のない人はいつでも私に相談してください。すぐにわかりやすい文章が書けるようになりますよ。