日本で働きたいベトナム人と日本の企業をマッチングするサービスを展開してる男性のお客様からご相談いただきました。
日本では労働力の不足のため、海外からの人材を受け入れる「外国人受け入れの制度」が整備されています。お客様の話によると、ベトナム人は日本ですでに45万人働いているとのことでした。
ベトナム人は基礎学力も高く、器用な人が多いそうです。ですが、人生プランを持っているベトナム人は少なく、長期的な人生設計を考えて就職する人はほぼいないそうです。
ベトナムは悪い経済状態が長く続いたため、「その日にいくら貰えるのか」と、より給料の良い職種に就きたがる人が多いとのことでした。
その話を聞いていて思ったのが「日本人も長期的な人生設計ができなくなってきている」ということです。
昔は会社に就職すれば終身雇用が約束されていたので、結婚して家庭を持ち、子供を作って、家を買う。という流れで人生設計ができていました。
ですが、最近はコロナの影響もあり失業者が増えています。
その上、日本の終身雇用制度は崩壊しつつあります。私の予想では5年後ぐらいには、ほぼ崩壊しているんじゃないかと思っています。
昨年、会社を辞めたのでハローワークに行ったのですが、ハローワークの人から「就職先を選ぶ際は、3年続けばいいという感覚で選んでください。もう終身雇用で雇ってくれるところはありませんから。」と言われました。
それぐらい短期で会社を辞める人が多いということと、会社側も長期で働く人を望んでいないのだと思います。
日本の若者は結婚しない人が増えていますが、経済状況が安定しないため、結婚したくてもできないと考えている人が多いようです。
その上、貯金しない人も増えています。お金も「その日に暮らせる分があればいい」と考えている人もいるので、会社でバリバリ働いて出世したいと思っている人も減っています。
そう考えると短期的視野でしか人生を考えられない人が、日本でもどんどん増えていくでしょう。日本は東南アジア諸国に比べれば、まだまだとても裕福な国ですが、この先は今までとはまったく違った国になるかもしれません。
ということで、今のところ中期的に物事を考えるのが一番だと思うので、3年ぐらいかけてブログ集客やってください。