「仕事を辞めたいのですが、仕事を辞めてもやりたいことがないので、どうすればいいのか悩んでいます。」と、女性のお客様から相談されました。
仕事を辞めたいという相談はよくされますが、ほとんどの人が次の仕事を探しても決まるかどうかわからない不安により仕事を辞めるに辞められません。
そして、仕事を辞めたいと誰かに言っているうちは、本気で辞める気がありません。本気で辞めたい人は「辞めたい」と、人に言う前に辞めています。
仕事を辞めてもやりたいことがない場合、まったく違う職種や業種の仕事に応募したり、面接したりするのも面白いです。一度、違う世界をのぞいてみるだけでも勉強になります。
私の場合、「法律特許事務所 → 販促物とイベントの会社 → 外資の医療機器メーカー」と、転職するたびに、まったく違う業種に転職しています。
そして、「事務職 → 営業 → DTPデザイナー → メディカルイラストレーター」と、転職を繰り返す度に職種も変わっています。
それぞれの知識が役に立つこともあり、視野も広がるので、同じ業種や同じ職種で転職を繰り返すよりも刺激があります。
仕事を辞めたいなら辞めればいいですが、辞めてから「やっぱり辞めるんじゃなかった。」と、後悔しない辞め方をしてください。
結局はあなたの選択で未来は変わります。そして、あなたが選択したことの結果は必ずあなた自身に返ってきます。
まさに因果応報(善いのも悪いのも、自分が受ける結果のすべては、自分が作る)です。
それさえ理解していれば、何をやっても問題ないと私は思っています。
悩んでいる時間がもったいないので、とりあえず今の仕事を頑張ってみてください。やりたいことが見つかった時に、すぐに仕事を辞めることができるように、貯金だけしておけば大丈夫です。