「仕事を辞めたいのですが、やりたいことがないので、どうすればいいのか悩んでいます。」と、女性のお客様から相談されました。
仕事を辞めたいという相談はよくされますが、ほとんどの人が次の仕事を探しても決まるかどうかわからない不安により仕事を辞めるに辞められません。
仕事を辞めたいと誰かに言っているうちは、本気で辞める気がありません。本気で辞めたい人は「辞めたい」と、人に言う前に辞めています。
私の場合ですが、辞める時は「あっ、仕事辞めよう」と突然なります。そして、次の日には辞表を出しています。
そのため、辞めようかどうしようか悩む時間がありません。
「次の仕事が決まった状態で辞めているのですか?」とよく聞かれるのですが、決まらないまま会社に辞表を出しています。
辞表を出したところで、辞めるまでに3ヶ月〜5ヶ月はかかります。私はいつもその間に転職先を探していました。
ただし、私のような辞め方はお勧めはしません。できれば次の仕事が決まってから辞めたほうが安全です。
仕事を辞めてもやりたいことがないなら、まったく違う職種や業種に転職してみるのも面白いです。
私の場合、「法律特許事務所 → 販促物とイベントの会社 → 外資の医療機器メーカー」と、まったく違う業種に転職しています。
そして、「事務職 → 営業 → DTPデザイナー → メディカルイラストレーター」と、転職を繰り返す度に職種も変わっています。
それぞれの知識が役に立つこともあり、視野も広がるので、同じ業種や同じ職種で転職を繰り返すよりも刺激があります。
仕事を辞めたいなら辞めればいいですが、辞めてから「やっぱり辞めるんじゃなかった。。」と、後悔しない辞め方をしてください。
結局はあなたの選択で未来は変わります。そして、あなたが選択したことの結果は必ずあなた自身に返ってきます。
まさに因果応報(善いのも悪いのも、自分が受ける結果のすべては、自分が作る)です。
それさえ理解していれば、何をやっても問題ないと私は思っています。
悩んでいる時間がもったいないので、とりあえず今の仕事を頑張ってみてください。やりたいことが見つかった時に、すぐに仕事を辞めることができるように、貯金だけしておけば大丈夫です。