集客ブログ記事の書き方・添削・構成・SEO対策、販促用チラシやパンフレットの作り方・デザイン方法などを教えるDTPデザイナー歴20年以上のデザインコンサルタント 秋山アキラ

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事務職が向いてないと思うなら「この職に就けるなら何があっても辛抱できる」と思える仕事を見つけよう

先日、久々に前の会社の同僚女子と飲みに行ったら「秋山さんは、手に職があるのが今更ながら羨ましいです!事務職だと本当に転職先がないんです。」と言われた。

 

私の場合、最初の就職先が法律特許事務所の事務員兼秘書だったので、バリバリの事務職。

 

当時は事務職以外ではどんな仕事があるのかもよく知らなかったし、私が事務職以外の何かができるとも思ってなかった。事務職は転職先がないと嘆く女子たちと同じだった訳です。

 

ただ、事務所の人間関係が最悪で、何とか事務所から逃れたいと思い、必死になってイラスト作家を目指したのがキッカケで、パソコン(WindowsとMac)を独学で覚え、そこからDTPデザイナーになることができた。詳しい内容は以下の記事を読んでね。

関連記事→ 好きを仕事にするということ

 

幸いなことに、事務所で特許を出願する際に必要な、図面(パース)を引く仕事を任され、花子というソフトを使ってパースを描けるようになったことで、世界が広がった感じがする。

 

当時は、一度入った会社を辞めるという考えがなかったし、父親から「一度入った会社に生涯尽くすのは当たり前!辞めるなんてとんでもねー!」と言われていたのもあって、仕事は辞められないから、仕事以外の何かに救いを求めてたんだね。

 

事務職は向いてないとは思っていたけど、技術職であるDTPデザイナーになれるとは思っていなかった。

 

事務職が向いていない言う人は、資格を取る人が多いんだけど、資格があっても実務経験がなければ、ほとんどの会社は雇ってくれない。だから資格を取っただけでは、食べていけるようにはならない。

 

私の場合、デザイナーに資格は必要ないけど、ある程度のスキルと実務経験の2年は絶対に必要だった。そのため、デザイナーとして雇ってくれる会社を探すのに、かなり苦労したし、採用してくれた会社で嫌な目にあっても、絶対に2年はやめられなかった。

 

2年辛抱したおかげで、外資系の医療機器メーカーのインハウスデザイナーになれたんだから、実務経験がない私を雇ってくれた会社には今では感謝している。キッチリ2年で辞めたけどね。

 

事務職が辞められない人は、下積みをすることを嫌な人が多いんじゃないかと思う。私もデザイナーとして2年間の下積み時代は大変だったけど、そこで挫折していたら、デザイナーにはなってなかったはず。

 

人は楽なほうに流されやすくできてる。「資格を取っても、下積みなしにすぐに稼ぎたい」と思っている人ほど、絶対に稼げるようにはならない。下積みってかなり重要なんですよ。

 

だから、「この職に就けるなら何があっても辛抱できる」と思える仕事を見つけて、それに賭けてみるしかない。苦労はそのうちに報われますから。

 

事務職の人からちょくちょく「手に職があって羨ましい」と言われるけど、そういう人ほど大変なことはしたくない人が多いので、書いてみました。

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