「秋山さんのブログを読んで納得したので申し込みました」とか「秋山さんの文章を読んでその通りだと思いました」と言って、個別相談に申し込んでくれる人は多いですが、「文章を読んだらわかる」ことは一つの才能です。
多くの人は、文章を読むことさえしません。文章を読んだとしても内容を理解できません。そんな人が多いなか、私の個別相談に申し込んでくれる人は、私の記事や文章を読んで理解できる時点で、他の人より頭が良く理解力も高いのです。
「文章を読んだからわかる」のも才能ですが、「誰が読んでもわかるように書ける」のも才能です。
「読める」なら「書ける」ようにもなります。あなたが「わかりやすい」「読みやすい」「理解しやすい」と思う文章を真似すれば、「わかりやすい文章」が書けるようになります。
私は手術の際に医師が読む「手術手順書」を作っていましたが、私の作った手順書がわかりやす過ぎて「こんな誰が読んでもわかる手順書を作るなんて、どういうつもりだ!」と、営業からクレームを受けたことがあります。
それを聞いた私の上司が「誰が読んでもわかりやすい手順書を作れる会社はウチの会社だけ。それだけウチの技術力は高く、他は絶対に真似できない。そのことをなぜ誇りに思わないのか。」と、言い返していました。
競合の会社からも「秋山さんが作った手順書は絶対に真似できない。ウチも手順書を作る際にめちゃくちゃ参考にしています。」と、言われました。
誰が読んでもわかるように文章を書くことは、実はめちゃくちゃ難しいのです。
そのことを理解できない人が、専門用語を並び立てた文章、誰が読んでもわかりにくい文章、誰にも読まれない文章を書くのです。
あなたが文章を読んで理解できるなら、後はわかりやすい文章を書けるようになれば良いだけです。実は、文章を読んで理解できる人なら、わかりやすい文章が書けるようになります。
私も最初から誰が読んでもわかる手順書を作れた訳ではありません。何度も手順書を作るうちにできるようになったのです。どうすれば読み手に伝わるのか、どういう言い回しならわかりやすいのかを常に考えて文章を書いていました。
ブログ記事や文章を書く際も同じで、どうすればわかりやすくなるのか、どうすれば伝わりやすくなるのかを考えながら書けば、わかりやすい文章が書けるようになります。
何も考えずに文章を書いても人には伝わりません。読んで理解できる人は、今の世の中でもまだまだいます。そんな人に向けてわかりやすい文章が書けるようになりたい人は、いつでも相談してください。