11月から引き受けた企業案件の仕事が先ほど終わり「完璧です!素晴らしい脊椎のイラストとなりました!」と依頼先から感謝の感想が送られてきた。
この感想を見て「やはり今世紀は、この業界で私を追い抜く人は出てこないだろう」と確信した。
関連記事→ 世界一になりたければニッチだけど確実に需要がある業界や仕事を探せ
メディカルイラスト(医療用イラスト)の仕事を個人でやっている人は少ないと思う。私は特に背骨に特化したメディカルイラストを描いているので、日本では競合がいない。世界でもいないかもしれない。
そういう意味では、まだまだ新規参入できる可能性はある。
人の背骨や後頭骨の解剖を理解した上で、イラストを描いているため、骨だけをただ単に描ければ言い訳でもない。実際にドクターが手術を行っている時に、周りの組織がどうなっているのかまで考えてイラストを描いている。そのため、イラストが上手いだけでは成り立たない仕事でもある。
そう考えると、やはりこの業界では、まだまだ私の世界一位のポジションは保てそうだな。
ただ、この仕事の難点は、宣伝ができないということだ。どんなに「素晴らしいイラストです!」とお客様から褒められても、ブログやホームページに描いたイラストを載せることができない。
企業案件の場合、著作権は企業に取られてしまうため、基本的に医療関係者以外に描いたものを見せることもできない。
そのため、メディカルイラストの仕事は口コミでしか入ってこない。その辺りが「難儀だな」といつも思う。
背骨なら描けるので、整形外科のドクターがいればいつでも相談してください。こっそりと今まで描いたイラスト見せますよ。