チラシは不特定多数の人に配るものです。そのため、ほとんどのチラシは読まれることもなく捨てられます。まずは「チラシは捨てられるもの」と認識しておきましょう。
チラシが捨てられる理由は簡単です。その人にとって必要のない情報だからです。ですが、中にはチラシの情報に興味がある人もいます。興味がある人に読まれるには何を書けばいいのかを考えてチラシを作れば、捨てられることもありません。
あなたの家の郵便受けにも毎日たくさんのチラシが入っていると思います。ほとんどのチラシは読まれずに捨てているはずです。その中から「何を書いていれば捨てずに読むか」を思い出してください。
- 何に効果があるのか
- 他と何が違うのか(何がウリなのか)
この2点をメインに考えます。
何に効果があるのか:
整骨院やエステのチラシでは「何に効果があるのか」をチラシを一目見た瞬間にわかるようにします。「生理痛に効く!」「ぎっくり腰に効く!」「長年の肩こりから解放されます!」「偏頭痛にもう悩まされない!」など、何に悩んでいる人がどうなりたいのかを考えます。
生理痛で悩んでいる女性なら「生理痛に効く!」と書かれているだけで、チラシの内容まで読んでもらえます。
他と何が違うのか(何がウリなのか):
飲食店や介護サービスなどは、他と何が違うのかを考えます。その他店舗との違いは重要です。コーヒーショップなら「酸味のないコーヒーには自信があります!」と書き、焙煎へのこだわりを補足として入れればコーヒー好きは興味を持ちます。
介護サービスでは、デイサービスに行きたがらない人もいて、それで困っている家族も大勢います。「デイサービスのリピート率98%!一度体験すれば必ず通いたくなる!」と書いて、なぜ多くの人が自分から行きたがるのかの理由を書けば読んでもらえます。
チラシでもカタログでもブログでも、どれでも同じですが、読む人が「何に悩んでいるのか」を考え、そこから「何を書けば読んでもらえるのか」を考えます。
特にチラシは一発勝負です。手にした瞬間に捨てられるか読まれるかが決まります。興味がある人に読んでもらうには、その人の興味があることを真っ先に書かなければ無駄になるチラシを作ったことになります。
せっかくお金をかけて作ったチラシなら、少しでも無駄にならないチラシにしましょう。
チラシの添削やアドバイスもしていますので、いつでも相談してください。捨てられないチラシを一緒に作りましょう。