叔母とお寿司を食べながら、マグロの話になり「関東人はマグロの赤身が好きだよね」という話から東西の味の違いの話になった。
関西はだし文化と言われているけど、実はすき焼きだけは違う。
関西のすき焼きにダシは使わない。醤油と砂糖とお酒のみ。かなり濃い味だがら卵を付けてお肉や野菜を食べる。甘辛いから「すき焼き食べた!」という気持ちになる。そしてお肉はもちろん牛肉だけ!
数年前に会社の親睦会が東京で行われた時に、はじめて東京ですき焼きを食べた。その時に「このすき焼き味が味がしない。」と思ったのを鮮明に覚えている。
「このすき焼き味がしないんだけど。」と東京の同僚女子に話しかけたら、「ちゃんと味付いてるよ。」と言われた。
「でも全然砂糖の味しないよ。」と言ったら、「砂糖の味なんてしないでしょ!」と言い返された。
その時にはじめて知ったけど、東京では砂糖と醤油をドボドボと入れないらしい。かなり上品な味付けで、濃い味付けのすき焼きしか食べたことがない私には衝撃だった。
その上、牛肉だけじゃなくて豚肉もあってそれもまた衝撃。
それ以来、東京ではすき焼きはもう食べなくていいと思った。
回転寿司を食べたことで、東京でのすき焼きを思い出し、結果、本日の夕飯はすき焼きになった。
近所にお肉の卸やっているところがあり、そこが小売も始めたため、かなり激安で国産和牛を買うことができた。ラッキー。
お寿司とお肉を食べる夢が二日連続で叶ったので、良いことあった。