集客ブログ記事の書き方・添削・構成・SEO対策、販促用チラシやパンフレットの作り方・デザイン方法などを教えるDTPデザイナー歴20年以上のデザインコンサルタント 秋山アキラ

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仕事での男性への根回しほど大事なモノはない

根回しと聞くとあまりいい感じはしないが、仕事での男性への根回しほど大事なモノはない。

 

外資系企業で働いていた時、他部署の女性上司が「このプロジェクトを始めることになりました!」と根回しなしにミーティングの場でいきなり発表したことがある。

 

もちろん、そのミーティングで私の部署やその他の部署からプロジェクトの内容を大批判され、その女性上司がフルボッコにされたのは言うまでもない。

 

そのプロジェクト発案者は、事業部のトップの男性だった。その男性の直属の部下である女性上司は「事業部のトップの男性が言ってるんだから、みんな私の言うことを黙って聞くだろう」という思い込みがあったのだ。

 

日本の会社ならそうかもしれないけど、外資系では、そうはならないことのほうが多い。

 

各部署は独立していて、責任ある仕事をそれぞれがしてる。事業部のトップが言ってるからって、納得しなければやらないというは多々あるのだ。

 

上といっても、CEOとかアジアのトップクラスじゃなければ、動かないんだよね。日本の事業部長ごときが何かを言ったところで社員はホイホイと動かない。

 

この女性上司はとても頭が悪かった。男というものをまるで理解していない。会社はまだまだ男性社会なのだ。

 

そのミーティングでも女性の参加者は私を含めて数人しかいない。後の数十人はすべて男性だ。男性を上手く動かせるかどうかに仕事の成功がかかっている。

 

特に40代以上の男性で、かつ営業を経験している社員は海千山千の人ばかり。そんな強者たちを相手に根回しせずに、上から目線で「私が言ってるんだから、やるんだよ!」と女性が言ったことろで男性が動く訳がない。

 

結局、その女性上司のそのまた上司から私にお声がかかり、私がサポート役としてそのプロジェクトに入ることになった。

 

私の根回しの方法としては、一番面倒臭いけど手を貸してくれるとかなりプロジェクトの進行に役立つ男性から話をしていくことだ。

 

「あなたに一番最初に相談しているんですよ」と相手に理解させることが重要。もしその人よりも他の人に最初に相談しようものなら、後から何を言われるかわからない。

 

そういう男性に最初に相談すると相手はなぜだか得意げになって喜んでくれる。そして他の男性をプロジェクトに参加させるためのアイディアを色々と出してくれたりする。

 

私が色んな男性社員に根回ししたことで、なんとかプロジェクトが始まりそうになった。

 

それなのに、またもや女性上司が色んな部署に勝手に命令を出したお陰で、すべての部署のマネージャーが怒りだし、結局誰もプロジェクトに力を貸してくれないことになってしまった。

 

私のこれまでの根回しの努力はすべて無駄になったのだ。

 

こういう頭の悪い女性がなぜ出世するのか、私にはまったく理解できない。ただのぶっ壊し屋だと思う。

 

この女性上司に散々説教したけど、何も頭に入ってなかった。最終的には仕事ができなさすぎて降格し、会社から退職勧奨され辞めていった。

 

根回ししないと動かない男性社員が一番悪いと私も思う。けど実際はそうなんだから、仕方がない。

 

本当にプロジェクトを進めたいのであれば、発案者自らが関係部署すべてに説明すべきだ。それを部下に丸投げした挙句、部下がフルボッコにされたから、その仕事を私に回すのはおかしい。部署も違うのに。

 

私的には、根回しをすれば協力してくれる男性社員のほうが可愛く思える。男性社員も本当は会社の売り上げに貢献したいに決まっている。ただ、いきなり女性に命令されるとプライドが邪魔をして協力すると素直に言えないのだ。これはこれで本当に面倒臭い。

 

けど、水戸黄門の印籠のように「私のバックには偉い人がついてるんだから、あんたたちは黙って言うこと聞きなさいよ!」と実力も説得力もない女性が、力のある男性を盾にして言うことをきかせようとするのが一番みっともないと思う。自分で実力付けてから言えよと思う。男女の差はまだまだ埋まらないね。

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